2011年6月7日火曜日

Dropad A8 と USB Hub

てなわけで、新品の泥A8くんを無慈悲に改造する(・∀・)

今日の妄想図はこんな感じ。

通常は、CPUに内蔵されているUSB HostコントローラからUSB外部I/FへDataラインが引き出されている。
それを、バイパスする形で間にUSB Hubを入れてしまおうって按配。

埋め込むUSB Hubの1ポートを既存のUSB外部I/Fに割り当てれば、問題なく外部コネクタも使える。
今回内蔵するUSB DeviceはBluetoothドングルを入れてみる。


ちなみに今回の改造は、初期型のA8が対象。
M7+とか、新型とかは対象外。


では、早速。

**!!注意!!**
この記事を元に改造して何かが壊れてもオイラは一切の責任を負わない。
全てにおいて自己責任であることを了解した上で実行するように。
表面実装のパーツを半田したり細かいワイヤリングをするので、それなりの器用さと経験が無いとできない。
死んでも知らん!!(;´Д`)

さてまず、完全にメインボードを取り出す。
バラシは慎重かつ大胆に行うべし。
まず最初に行うべきは、バッテリーを取り外すこと。

で、メインボードが剥き身になったら次の作業。
USB HostコントローラとUSB外部I/FのDataラインを切り離し、作業しやすい環境にする。
写真のとおり、メインボードの裏面の赤丸箇所。

拡大するとこんな感じ。
0Ω(0表記)と22Ω(220表記)のチップ抵抗が並んでいる部分がある。
ここが、Dataラインの分岐点になっている。
分岐点と言うのはまた今度説明するとして、とりあえず、この22Ω(220表記)チップ抵抗をすぐ隣の空きランドへ移植する。
剥がすのは半田を盛ってコテですくえば簡単に剥がれる。載せるのはピンセット必須。

ちょっと汚いけど(笑)こんな感じで移植。
で、写真のランドポイントからDataラインを引き出す。
ワイヤはふつーのUEW線。
この各線は基板表面で作業しやすいように、基板表の空きパターンのランドを利用して配線をする。


基板を表裏ぐるっとひっくり返して表面。
空きパターンの4箇所に、それぞれのラインを載せたところ。
それぞれの D- 同士、D+ 同士をショートさせれば、回路的には元通りになる。
配線ができたら、ショートしてないかテスターなどでちゃんと確認しておくこと!!

ここまで作業ができたところで、基板を本体に戻す。
裏面はとりあえずもう触らないから(・∀・)


ところで、USBに必要な+5Vは右の写真の箇所から引っ張り出す。
近くにGNDもあるので、ついでに引き出すことにした。

今回、埋め込むのは個人的に好きなUSB Hub コレ。
ふつーに買ったら1600円くらいするので、安売りを狙うか、違うHubでもおk。
小さくて埋め込みやすいので、違う意味で愛用してる(・∀・)

もちろん、こちらの安っすいのでもおk(笑)


で、サクッと埋め込んだ図(笑)
内蔵カメラ周辺の空きエリアにばっちり収納。



USB HubボードとBluetoothドングル。


Bluetoothドングルに1ポート、USB外部I/Fラインに1ポート。
今のところ、2ポート余り。
ナニを入れようかなぁ~♪(・∀・)

格納ができたら、バッテリー他の配線をして祈りながら電源ON!!

(・∀・)いいねーいいねー

8 件のコメント:

  1. いや~なんか最初のM001のとき思い出しました(笑
    DropadはUSBがミニサイズですし、Bluetoothとか内臓しちゃえばすっきりですね。
    二股になってるコテ先が欲しくなりますね・・・チップ抵抗

    ところでGPSですが、Bluetooth接続のGPSなんかも使えるのでしょうか?

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  2. ローテクさん、こんにちは(・∀・)

    そうですね~。
    M001はケースがチープだったので埋め込みにくかったですが、泥A8は中華パッドのくせにめちゃ頑丈でしっかりしたケースなのでハメコミやすいですね。

    チップ抵抗はもう、根性でww

    BT版のGPSなんですが、私もよく分からないんです(;´Д`)
    プロファイルはシリアルポート(SPP)のはずなので、恐らく認識できると思うのですが、TTYとしてどうデバイスファイルにするのか作法が分かってなかったりします(^_^;
    ちゃんとシリアルポートとして読めるなら、うちのCFWでも対応できると思いますよ。

    ひそかに欲しいんですけどね。BT-GPS。
    でも、ちょっとお高めなので(^^ゞ

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  3. アンドロイドの地図アプリなんかのGPS設定にも
    BluetoothGPSの設定があったりしますしね・・・
    私も欲しいのですが(^^;
    東デジのが探した中では安いんですが
    http://www.tokyodigitalmarket.com/ca9/9/p-r9-s/
    使えるかな~(笑

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  4. こんばんは(^^)

    なるほど、これは安めの物ですね。
    うーむ、、、悩むなぁ。
    海外だと高くても5000円程なので、どうしようかなぁ。

    で、ちょっと調べたんですが、
    Linuxでの動作情報を調べた限りでは、BTでSPPできれば何とかなりそうな感じですね。
    うちのGPS対応ファームで動かせる気がします。
    となると、最低限BTが動かせるようになれば、GPSはBT経由で見に行けるのでハードの改造が楽になると(笑)

    試してみたくなる。。。。うむ。
    その前に、不要なガジェットを売り飛ばそう。
    通販しすぎて金が無い(´・ω・`)

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  5. とりあえず試してみたくて、オクで一個入札してみました。
    中古で釣りにつかってたとかで・・・・なんか生臭そう(^^;
    問題はBTドングルが屋内行方不明で・・・ちっこいからなぁ(笑
    そういえば、BTでWiiなんかのコントローラーが使えるらしいですね。アプリが必要ですが。
    Dropadくらいのスペックならエミュ遊びにはよさそうです。

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  6. むはは、生臭いって(笑)
    私も個人的に興味を持ったので物色中です。
    探すと結構いろいろあるんですね。

    Dropad A8に指先GPSを内蔵してテスト中なんですが、イロイロと問題ありです。
    小さいので載せるスペースは問題ないんですが、遮蔽に弱いという欠点が露呈しました。
    ケースに入れると感度がガクンと落ちてしまい、衛星が消えます。。。
    露出してると問題ないのになぁ。
    こんな理由もあって、BT GPS も調べてみようかと。
    ということで、悩み中です(´・ω・`)

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  7. C8leanでGPSやbluetoothがいけたって書き込みが2Chにあがってますね。
    こちらのファーム参考にしてるのかな?
    オクでBT GPS 落ちました(^^
    あとはBT BTドングル発掘するだけです(笑

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  8. ローテクさんこんにちは(・∀・)

    みたいですね~。
    まだ、実機で試してませんが。
    実はオリジナルのファームにGPSライブラリが乗ってるのを発見していたんですが、テストできずに(本体ばらしてるので(笑))放置でした( ・ω・)

    ファームばらしてみた結果、本当に動くようです。
    ただ、うちのCFWのようにGPSレシーバーごとに臨機応変に対応はできないので、GPSを選びますね。
    初期化パラメータなんかを書き換える必要があったりするでしょう。
    ドライバが無かったりしてモノによっては動かないかな。
    すべてのGPSレシーバーが動くわけではないので注意ですね。

    Bluetooth-GPSは動くか微妙ですね。
    私の構想(笑)では動くんですが、その部分がC8lean(あるいはオリジナル)に実装されているのか不明です。

    おかげで私の手間がだいぶ省けるかなーって予感です。
    こうなってくると、CFWを作る必要もなくなってきたなー(・∀・)
    Gingerbread版のビルド環境ってどこかに落ちてるのかなぁ。
    うーん、、、環境構築して遊ぼうっと。

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